上咽頭とは、鼻の一番奥の部分で、鼻から侵入したほこり、細菌、ウイルスがつきやすい部分です。この部分に炎症を起こした状態が上咽頭炎です。上咽頭炎があると、のどが痛い、鼻の奥に違和感がある、鼻がのどにおりてくる(後鼻漏)、のどがつまった感じ、痰が切れない、声が出しにくいなどの症状につながると言われています。
Bスポット療法とは、この上咽頭に塩化亜鉛という消炎剤を直接塗布する治療です。EAT(Epipharyngeal Abrasive Therapy, 上咽頭擦過治療)とも言われます。
最初は週に1,2回の処置から始めます。炎症が強い方ほど処置後は痛みを強く感じ、翌日まで痛みや鼻汁が続くこともありますが、治療を継続するうちに痛みは徐々に軽くなることが多いようです。
効果が出る方も多いですが、痛みを伴う処置のため、ご希望の方はどうぞお知らせください。