医療法人社団 千秋双葉会 新宿曙橋耳鼻咽喉科・アレルギー科


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補聴器外来

補聴器相談外来 診察の流れ

1. 耳鼻咽喉科一般外来を受診

まずは耳鼻咽喉科一般外来を受診いただき、聴力検査などを行います。
ひとえに難聴といっても、治療を行うことで聴力が改善する場合もあります。
医師の診断のもと補聴器の適応を判断し、補聴器相談外来を予約します。

2. 補聴器相談外来を受診

認定補聴器技能者が使用目的や使用環境などを伺いながら、器種選択し、まずは2週間補聴器をお貸し出しいたします。

3. ご試聴と再受診

普段の生活環境でお試し後、再調整を行っていきます。様々なメーカーの補聴器やタイプ、形がありますので、お一人おひとりの希望や環境に合った補聴器をご提案します。

4. 補聴器の作製、調整、お渡し、アフターケア

購入後も補聴器相談外来にて定期的に調整を行っていきます。
補聴器は購入してから、実際の生活環境下で不快な音や会話、テレビの音などの聞きやすさを改善していくように調整していくことが大事になります。

補聴器について

補聴器は医療機器です。主なタイプは、耳かけ型、耳あな型、ポケット型の3種類になります。聴力や目的、使用環境に合わせて選ぶことが重要です。

耳かけ型

耳かけ型

耳にかけて使うタイプで、耳あな型に比べ、操作が簡単です。また、とても小さく、カラフルでおしゃれなデザインも増えています。軽度難聴用~重度難聴用まで聴力レベルに応じて幅広くタイプがあります。

耳あな型

耳あな型

耳あなの中に収まるタイプです。小型軽量で 目立ちにくく、耳(耳介)の集音機能を活かすことが出来ます。耳の形状に合わせて型を取って作るオーダーメイドタイプが一般的です。

ポケット型

ポケット型

本体とイヤホンをコードで繋ぐタイプです。スイッチやボリュームが比較的大きく、操作が簡単です。 話し手に本体を向ける事で聞き取りやすくなります。

聞こえの仕組みと難聴の種類

人間の耳は、外耳、中耳、内耳の3つの部分から成り立っています。外耳から入った音は鼓膜に達し、中耳のツチ骨・キヌタ骨・アブミ骨によって、内耳に伝えられます。音の信号は、蝸牛の有毛細胞によって電気信号に変換され、脳に送られます。このように、耳の各器官がそれぞれの役割を果たすことで、音をきちんと聞きとることができます。耳のどこに原因があるかで、難聴の種類や程度が異なります。

聞こえの仕組みと難聴の種類
伝音難聴
鼓膜を中心とした外耳・中耳の損傷が原因で、中耳炎や鼓膜を傷つけたり、耳あかづまり等で起こります。
治療で回復の可能性がある難聴です。
感音難聴
内耳・聴神経・脳の中枢などの感音系の障害によって起こります。年齢が進むにつれ、または大きな音を聞きすぎたりすると、蝸牛の有毛細胞の数が減少するなどして機能が低下します。
小さな音が聞き取りにくい、大きな音が響く・ひずむ、聞こえても言葉の意味がわからない、などの症状が現れます。
混合性難聴
伝音難聴・感音難聴の両方の症状が現れます。中耳炎が悪化して内耳が障害を受けた場合をはじめ、いくつかのケースがあります。

難聴かな?と思ったら、「聞こえ」について考えてみませんか

こんなことありませんか?1つでも当てはまるものがあれば、難聴の可能性が考えられます。

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