飲み込みにくい、のどに異物感がある場合は、のどの奥にできものが無いか内視鏡検査で確認します。特にできものは見つからなくても違和感がずっと取れないこともあります(咽喉頭異常感症)。できものは無い方がもちろんいいのですが、違和感がずっと取れないのもつらいことです。慢性上咽頭炎と言って、鼻の奥に慢性的に炎症があり、後鼻漏が気になったり、いつものどがイガイガする感じが出ることもあります。この場所に直接消炎剤を塗ることで症状が改善する場合もありますので、ご希望がある方には処置を行います(Bスポット療法)。
また、加齢と共に飲み込みが悪くなってくることがあります(嚥下障害)。放っておくと誤嚥性肺炎のリスクも高まりますので、食事の時にむせやすくなったり、うまく飲み込めないことが増えてきた場合にはご相談ください。